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2023/11/24
スタッフブログ
☆知覚過敏について☆

こんにちは☺
今回は「知覚過敏」のお話です☆

知覚過敏とは、歯ブラシの毛先があたったり、冷たい物、甘い物、風にあたった時などに歯に感じる、
しみるような一過性の痛みです(>_<)
虫歯や歯の神経の炎症がない場合に起こる症状を言います!

  
歯の1番外側にあるエナメル質は歯科器具などで削っても痛みを感じる事はありません☆
エナメル質の1つ内側には痛みを感じる象牙質があります!
歯の根っこの部分(歯根)は、エナメル質がなく、全層が象牙質でできています!

象牙質は、歯科器具でこすったり、冷たい物や熱い物に触れると、刺激が内部の神経に伝達されて、歯は痛みを感じます!

通常では、象牙質はエナメル質に覆われているので痛みを感じる事はありません☺
ですが、極端に冷たい物などではエナメル質の上から温度が内部の象牙質に伝わって歯が痛みを感じる事があります。。

象牙質が露出すると、刺激が神経に伝達されやすくなり、知覚過敏が生じるようになります(>_<)

象牙質が露出する原因はさまざまです・・・
歯は毎日使用する物なので、少しずつですが、すり減っていきます!
打撲などにより歯が破折して、象牙質が露出する事もあります!
そして、歯肉の位置は加齢とともに少しずつ下がって、歯の根っこが露出し、象牙質がむき出しの状態になります!
ですが、引き締まって健康な歯肉は根っこ部分の象牙質を露出させる事はありません☆

知覚過敏は一過性の痛みなので、軽度なものであれば時間が経つと痛みがなくなる事もあります(^^)
これは、唾液や歯磨き剤からの再石灰化成分により、象牙質の細かい隙間が埋められていく為と考えられます☆

露出した象牙質は歯磨きでも痛みを感じやすくなっていますが、歯磨きを十分に行わなければ汚れが付着し、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます!!

そして、自分では知覚過敏なのか、虫歯・歯周病の痛みなのかの判断はとても難しいです(>_<)
痛みを感じているなら必ず歯科医師、歯科衛生士にご相談ください☆
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